日経新聞が「歴代首相に聞く政権」という記事を連載していて
楽しみに読んでます。
中曽根氏からはじまり、森氏まで、グッときたご意見を引用させて頂きました。
次回はいよいよ、小泉元首相ご登場かしら??
※全文は、日経新聞電子版又は朝刊にて是非是非~
中曽根康弘氏
――内閣支持率は気にしていましたか。
「支持率は気にしないことだ。実行力についてくる。支持率の数字の前に実行力を気にする」
――理想の指導者はどうあるべきですか。
「大衆政治家であると同時に、長期的視点を持った意志の強い政治家、
不撓不屈のものを持っている政治家であってほしい。
私らの時代は政治家のみならず学者や経済人、文化人との付き合いを非常に重要視して、
それらの人々が政権の参謀になってくれた。
今の政治家は割合そういうのが少ない。幅の広さと底の深さは政治家には重要だ」
海部俊樹氏
――民主党の政権運営をどうみますか。
「政治主導と言っているが、いいところだけをつまみ食いしているように思える。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での政府の対応を見ても、『ずる菅』だな。
自分で何も責任を取らない。責任を追及されると、みんな役人が判断してやったと逃げる。
首相であれば『アイ・ビリーブ・ザット……』『私はこう信じる』と一人称で語るべきだ」
細川護熙氏
――政権のあるべき姿をどう考えますか。
「リーダーは、厳密に限定された目標を、
定められた時間に実現するものだと言ってきた。
第一に目標を設定するための基本認識。
細川内閣で言えば、自民党政権下で進んだ政治経済社会構造の硬直化とその打破の必要性についての基本認識。
それは歴史感覚から生まれる。センス・オブ・プロポーション(平衡感覚)の問題だ」
「要するに政権は、何かが起きれば対応するのではなく、
明確な歴史認識とそれに基づく具体的な使命感をもつことが必要だ。
そのためには、煎じつめればリーダーの覚悟と人材集めが何より大切だと思う」
村山富市氏
――菅直人首相の政権運営をどう評価しますか。
「閣僚経験もあるので、そつなくやると思うが、
参院選挙の消費税の問題はあまりにも唐突で、思いつきだった。
首相が思いつきで発言してはだめだ。総理の発言は重い。
『消費税は検討したい』『少々の抵抗があってもこれは私は必要だと思う』と言うならいいが、
ちょっと言ってみたという感じだった」
「消費税の問題は一番国民の関心が強い問題だから、
よほどの根拠があって、自分が責任もって、
自信をもってやるという意志を固めてから言うべきだ。よい経験をしたのではないか」
森喜朗氏
――民主党政権をどう評価しますか。 「野党で長年、舞台の外から批判していたが、
攻守所を変えて今度は演ずることになったから、
今までとはちょっと勝手が違ってきた。それこそ鳩山(由紀夫前首相)さんじゃないが、
学べば学ぶほど分かることが多く、右往左往しているのが実情だろう」
――今後の小沢氏の影響力をどうみますか。
「小沢さんは力を持っている。今持っている不動産だけでも、売れば金になる。
ポストも権力も求めなければ、それは怖い存在ですよ。
あの人は何か仕掛けるから嫌われるが、もっと高い立場で二大政党を目指さないといけない。
青木(幹雄元自民党参院議員会長)さんは欲がないからドンになれる。小沢さんもそういう立場になるべきだ」
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